2025.09.12 05:42
スピード落とせ。車は急には止まれない。
どうやら時間の正体は温度、つまり、どうやら熱のようだ。で、熱の正体は、どうやらせわしなさ、とか、ガチャ度、とか、貧乏ゆすり、とか、とどのつまり動きのようである。気体のように分子が自由に動き回れる場合は分子の移動スピード、液体のように分子の動く範囲に制約がある場合は水圧かなんかに関係があるようだ。さらに分子の動ける範囲が極端に制約される個体の場合だって、熱膨張というものがあるから膨張圧というものがあるだろう。これだって分子がせわしなく動くリクトみたいな分子だったら、隣にいるわたしにせわしなくぶつかるだろう。圧を感じる。要するにリクト圧を感じる。リクト分子の移動スピードが2倍なら、2倍くらい暑苦しくなる。せわしなさが2倍になれば2倍くらいのマシマシの水圧や膨張圧を感じることだろう。で、熱とは何かを問えば、お隣の悪ガキのせわしなさ、とどのつまり運動スピードです。お隣の悪ガキども、リクトやコハルやナツキやダイが2倍のスピードで動き回るようになれば、お隣にいる私やナオリに対して、衝突度が2倍くらいに増す。暑苦しさが2倍、つまり感じる温度が2倍くらいに増す。温度の正体ね、つまり悪ガキどもの移動スピード。悪ガキどもの移動スピードが2倍になれば、悪ガキどもが私に衝突する確率が倍増してしまうんです。ということで、熱とは何か、悪ガキどもの移動スピード、を、その暑苦しさを私が熱として感じているわけです。時間イコール熱、熱イコール悪ガキどもの移動スピード。結局のところ、時間というのは物の移動スピードということになります。物の移動スピードが増せば私への衝突確率が増すでしょう。この衝突確率が熱であり、この衝突確率が私の時間の正体なんです。