2025.10.20 07:35
泣き虫
僕はよく泣く。若いころからそうだ。高校性の頃、夜中に受験勉強の最中に泣いたこともある。勉強がつらいからではない。世界史の勉強の時によく泣いたものだ、教科書を読みながら。人類の苦難に泣くのだ。日本史の教科書を読んで泣いた思い出もある。富岡製紙工場のあたりだったと思う。世界史の教科書を読む時はしょっちゅうだが、アラビアのロレンスのあたりは胸に迫る。今のガザに尾を引いている。さかのぼれば紀元前のバビロン捕囚だね。
さて、いま、時間はないのカルロの物理学に一息入れて、今度は心が生まれるメカニズムを哲学の最終テーマとして、ほんと、趣味の哲学の最終コースをめぐろうとしている。で、「意識はいつ生まれるのか(ジュリオ・トノーニ)」を読んでいます。二晩で読み終えそうな勢いなんだけど、あと少しで読み終えてしまいそうなんだけど、今朝は嗚咽してしまった。この本も自分が死ぬまでにめぐりあえてシアワセな気がしています。
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