2025.10.11 05:46
たいした理由はない
おはようさん。はなしはそろそろ終盤です。宇宙時間についても私の頭の中はかなりすっきりしてきた気がします。そろそろ実務に専念しなくては思ってきております。
さて宇宙時間の存否について、これは私の光円錐の中のデータからは分かりえない。宇宙全体の宇宙時間は、宇宙全体が私の小さな光円錐の中に納まりきれないものだから分かりえない。けれど、私の人間時間、つまり個人時間というか、私時間は存在する。みんな私のクオリアだからです。そして、私は寂しがり屋なので、わたしはあなたにもあなたのクオリアがあると信じている。その信じるの延長で、あなた時間があり、その延長で宇宙時間も信じることとなります。カルロさんは宇宙の現在や、宇宙の今、宇宙時間はないと豪語しておりますが、証明できない、と言っておられるのですね、結局のところ。そうですね、神の存在証明はむなしい、と私も思います。存在が証明できるというのではなく、信じる、というのなら仕方ないという寛容はお持ちのはずです、カルロさんも。分かって言っているのなら、許してくださいます、カルロさんの文面からは、そう察することができます。そこでロマン・ロランさんに再登場していただきます。
愛は信頼の行為である。
神が存在するかしないかはどうでもよい。
(神を)信ずるから信ずるのである。
(人を)愛するから愛するのである。
たいした理由はない。