2025.08.04 07:31
死ぬのはこわくないんか
カルロの4読目を終えたところです。仕事は超忙しいまま、書士会から頼まれているセミナー講師の日も迫りつつあり、しかもインターネットで生配信するとも、恐ろしい緊張感だ。今日も朝からロケットダッシュで社会と弱者の折り合いをつけるという職務が待ち構えている。朝飯どうしょう、はら減ったな、という困った自分自身にも手を焼く。
それはそうと、カルロは実に素晴らしい。すぐに5読目を決めた。物理学だけじゃなく、哲学にも耐える本だ。むしろ哲学に限界を感じて物理学に移ってきた自分自身の経験からも読みごたえのある本です。連続の10読くらいは当然いきそうです。近かしい人が、「死ぬのはこわくないんか」と哲学くるいだった僕をよくからかいます。ヒマやね、という意味でしょう。
時間は存在しない、と言っているこの本は、「死ぬのはこわくないんか」という問いへの答えでもあります。よくできた正解です。