2025.08.24 04:15
ひっしのパッチ
おお、毎日仕事に追われ、今日も早朝からスタートしなければならない。時間は貴重だね。そんななか、いろんな人からSOSの依頼がくる。SOSの内容を聞いてしまうと、どうにか力になってあげたいと思ってしまう。SOSの内容はミッションインポシブルだ。世間の法律家から相手にされず、やむなく私に電話してくるのだ。かわいそうに。
そんななか頭を離れないのがカルロ。“時間はない”に、直観だが重要な問題が潜んでいる。そんな直感が、ぼくを離さない。とても重要な問題が潜んでいるように思う。われわれのひっしのパッチの時間の存在の確信に、とても大切なものを感じる。ぼんやりと分かってきたんだ。それを伝えたい。
2025.08.17 04:36
心の芯
時間は存在しない、のカルロに触発されて時間というものに思案を巡らせる日々を送っていたが、そろそろ、という段階に入ったような気がする。そろそろ、まとめに入ろう。現実の仕事のスケジュールは容赦なく締め切りが迫っているし、ほかにも大事なテーマが山ほどあるじゃないか。ゆっくり老後を楽しむどころではない。
さてツキコやミユとの対話は新鮮であった。とても真剣に時間の存在を確信している。それは心の芯で確信しているからだ。時間がなければ私がいないじゃないか、というもっともな矛盾が生じるのだ。存在と時間という本を書いたハイデッカーという哲学者も同じ考えですね。つまり、神の存在証明と同じレベルの譲れない確信なのです。時間が存在しないという主張は、自分は存在しないと同じ意味なんですね。じゃ譲れないね。心の芯の確信ということです。
で、心の芯で感じる時間、これはツキコ時間であって、ミユ時間です。それで今ですね。ツキコやミユの今です。ツキコ今、ミユ今を感じています。ツキコ今を、ツキコ今の瞬間に感じている。ツキコ今に、ツキコ過去を感じれないし、ツキコ未来も知りえない、感じることはできない。いや、ツキコ過去は感じれるで、というかもしれませんが、それは過去の記憶でしょう。ツキコ今の瞬間に、ツキコはツキコ過去の様子の記憶をたどることはできるかもしれないが、そのときの気持ちを覚えているかもしれませんが、まさにその瞬間にツキコ過去のツキコそのものになれない。もうツキコ過去のツキコはツキコ今の瞬間に存在しないのです。あ~頭いた。ごめんね、でもこの思考を通過しなければ真実には到達しません。驚くべき真実がもう目の前です。頑張ってね。
2025.08.11 22:04
お母さんに会えたのかい、原爆の地に立つ少年

わたしはよいよいのアホウだが、気持ちを察することはできる。
2025.08.11 06:54
こんにちわ宇宙時間
ミユ時間があって金時間がある。ここで金は昨日お亡くなりになりました。生前、金さんは腕時計の趣味があって形見にカシオの腕時計を残している。金さんは亡くなって荼毘に付され、天国に召された。けれどその金時計はそこに残されたまま。金時計といっても金製の時計ではなく、金さんの腕時計という意味です。その時計は今日も、今もチックタック鳴っている、動いている。金さんが地球にいて、日本にいて、地球の自転、公転に従って、この宇宙を、この宇宙空間をさすらっていた、まさにその場所、その宇宙空間に残されたままです。金さんはいなくなっても金時計が動いている。金さんはいなくなったので金時間ではない、金時間はもう存在しない。なるへそ、これがみなさんの言う宇宙時間か、、。こんにちわ宇宙時間。宇宙の片隅の、さすらうその場所、その宇宙空間に、たしかに宇宙時間がありますね。相対性理論に従って、つまり重力場の配置に従いつつ、その場所のさすらい速度に従いつつ、相対性理論におとなしく従った、その宇宙空間に固有の、個別の、個別時間があるでしょう。宇宙空間の片隅の、それぞれの片隅に固有の、個別時間があって、それが寄せ集まってる。その寄せ集めの総体の個別時間たちをひっくるめて宇宙時間って言ってるのだろう。そのひっくるめの宇宙時間は、個別時間の寄せ集めなのでニュートンの言う単一時間ではなく、別々の個別時間の寄せ集めなんだね。あらためて、こんにちわ宇宙時間。
2025.08.10 13:53
耳をすませば
目をつむり耳をすませば時間を感じる。この直感を否定することは絶対にできない。時間は存在する。この切実な直観を自分で否定することはできない。そりゃそうだね、その向こうに旅立つ必要があるだろうか。ない、と考えて常識の中で生きていくのもその人のパーソナリティだ。どうのこうのと私が言う必要はない。ま、なかにはその向こうへ、という人もいるかもしれないので、続けます。
あなた何才?、と尋ねられて、たとえば30才ですと答えたとしましょう。30歳というのはあなたの頭の年齢ですか?、あなたの足の年齢ですか?、と再度尋ねられたら、どうします?。文句なく、この人おかしいわ、さいなら~。ということになるでしょう。相対性理論では頭の時間の流れのスピードと足の時間の流れのスピードは異なります。頭の時間の流れは速く、足の時間の流れはゆっくり。地球の重力の近く、すなわち地球の中心に近い方、つまり頭より足の方が時間の流れがゆっくりで、年を取りにくい。足が若く、頭がより年寄りです。どうせナノ秒の歳の差なんやろということで、つきあってられんわ、ということでしょうが、事実なんです。
そこでミユ時間はどっちの時間をとるの?、ミユ時間として採用する時間は頭時間の方ですか、足時間の方ですか。
2025.08.09 06:12
池田晶子さんの今
哲学者の池田晶子さんは数年前にお亡くなりになしましたが、「人生は愉快だ、死んでからでも本は出る」という本をお書きになっていますから、つまり闘病中の最期に執筆していた本のタイトルです。自分が死んだ後の「他人の今」も認めていますね。池田時間があるように他人時間もあるという心です。だったらまとめて「時間はある」でいいのではないでしょうか。もっともだなあ、と、みなさんの「時間はある」には親しみを感じます。
でも、というわけで「時間はない」の続きね。つまり対面の人を前にして数ナノ秒前の面影しか見れない。その対面の人も自分の数ナノ秒前しか見れない。何光年も離れていたら、互いに数年前の相手しか見れない。つまり、自分の今は自分だけの今でしかなく、自分とあなたの今はこの世にありません。アホちゃうん、じゃなくて事実なんやでこれが。自分とあなたの今、共通する今、共時性、つまり宇宙時間、絶対時間を恋する心情は分かります、親しみを感じます。
それとこれは別。
2025.08.08 06:16
今何してる?
ま、カルロたちは個人時間は認めているようです。そこで、宇宙時間との関係はどうなってんの?、という話を。ミユが私に今何してると聞いたとしましょう。目の前にいるやんかということで私は「ミユと話してる」と答えます。ミユ時間の今、私はミユと話してる。宇宙時間(客観的時刻)の今でも、見てのとおりミユと話してる。てか?。光の速度は秒速30万kmだから、ミユ時間の今の数ナノ秒前の僕しか見えとらんで、ミユ時間の今、まさしくミユ時間の今ジャストの私は見えん、そのときには僕は死んでいるかもしれん、厳密には、正確には、客観的には。ということです。ナノ秒は10億分の1秒やんか、アホちゃうん、ミユ時間の今は金時間の今、宇宙時間の今や。ダーカーラー、今何してる?、はミユ時間も金時間もない、宇宙時間の今や。ていいうのがジョーシキだよね。
わたし(金)が地球の裏側にいるとちょっとニュアンスが違ってくる。国際電話に違和感がある、時間差が分かるので会話がぎこちない。私がお月さんに宇宙旅行してると違いは歴然、1.3秒の時間差が出ます。会話がぎこちなさすぎる。私がケンタウロス星にいたら、今何してる?に答える私は4年前の私だ。質問しているミユ時間の4年前の私しかミユには見えんで。質問の時のミユ時間の今には私は死んでるかもしれん。金時間では金は死んでる。宇宙時間では金は死んでる、てか。金時間の今の瞬間から見るミユもおんなじ事情やね、金時間の今の4年前のミユしか分からん。金時間の今のミユは原理的に分からんのや。
ああややこし、アインシュタインは100年前にこの疑問を、クエスションを、に悩んで、ノーベル賞にたどり着きました。
2025.08.07 05:18
丘の上のアホウと、クマハチ(熊さん八つっあん)
ツキコさんが、いつか、私の言っている時間は存在しない、がみんなの常識になるんやろうか、と言うていました。なると思います、地球は丸いが常識になったように。相対性理論が発表されてから100年だそうです、常識に根付いてはいないようですが、いずれは、と思います。相対性理論から、時間はない、は、すぐお隣りです。いいじゃないですか、地球が丸くても、時間はなくとも。なにも困りません。
実は、時間はない、は少し誇張された言い方ですね(本を売るための商業主義)。宇宙時間とか絶対時間はない、という意味で、固有時間とか個人時間はあるということです。カルロやリサはそのレベルの主張です。しかしジュリアンは固有時間や個人時間もないと言っています。
ま、どこまで行くのやら分からない知能の進み具合ですね。しかし、相対性理論やそのホンのお隣りの時間はない、くらいは、われわれクマハチのレベルなので行かなくっちゃね。数式を使わなくても分かるレベルですよ。
2025.08.06 06:18
きれいに包装されたプレゼント
エントロピーが増大する様子を目の当たりにすると、我々は時間を感じる。絶対時間は直接には見えない。が、しかし熱時間は感じる、分かる。ぼくには絶対音感はないけれどメロディーには感じ入ることができる、音楽は好きだ。絶対音感はなくても音楽に親しめる。熱時間から連想する絶対時間、宇宙時間ってこんな感じなのか。
乱雑さは増大する、これが時間が存在する証拠だ。われわれが個別に有する人生、すなわち固有時間は否定しようがない。じゃ、時間はあるじゃん。そうですね、カルロやリサやジュリアンも、よく読めば、この意味での時間を否定していません。時間は存在しないといって否定しているのは絶対時間とか、宇宙時間とか、そんな時間のことです。個人の固有時間が存在するためには、それを入れる入れ物であるところの客観的な時間、つまり絶対時間というか宇宙時間というか、そんなより大きな入れ物の時間が存在しなければならんでしょう。そんな、おのおのの固有時間の入れ物としての時間である客観時間、絶対時間、宇宙時間が存在しなければならない。入れ物時間として。
プレゼントをいただくのに入れ物要る?、ちゃんと包装してもらわなくちゃならん?
2025.08.05 04:35
カンチューハイ二本で言ってしまっていいの(俵万智)
「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの
そうですね、言ってしまっていいのでしょうか。今日はコップの中の宇宙について、エントロピーの続きです。まず熱湯をコップの中にそこそこの量を入れます。次に冷蔵庫で作った氷を一つその中に入れます。喫茶店で運ばれてきたレイコ―(冷コー→アイスコーヒー)を眺めるのもいいでしょう。氷が解けてなくなり、生ぬるいコーヒーがちめたーくなります。これを見て、つまりΔS≧0を見てわれわれは時間を感じます。逆は生じません。ちめたい(冷たい)コーヒーをいくら眺めていても生ぬるいコーヒーと氷にはなりません。時間の矢を感じる瞬間です。日々経験する時間という現象、これを熱時間といいます。この鉄板の経験、熱時間の経験、これで全宇宙に宇宙時間という絶対時間があると確信してしまいます。我々は、、。俵万智さん、今一度お願いします。
「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの
2025.08.04 07:31
死ぬのはこわくないんか
カルロの4読目を終えたところです。仕事は超忙しいまま、書士会から頼まれているセミナー講師の日も迫りつつあり、しかもインターネットで生配信するとも、恐ろしい緊張感だ。今日も朝からロケットダッシュで社会と弱者の折り合いをつけるという職務が待ち構えている。朝飯どうしょう、はら減ったな、という困った自分自身にも手を焼く。
それはそうと、カルロは実に素晴らしい。すぐに5読目を決めた。物理学だけじゃなく、哲学にも耐える本だ。むしろ哲学に限界を感じて物理学に移ってきた自分自身の経験からも読みごたえのある本です。連続の10読くらいは当然いきそうです。近かしい人が、「死ぬのはこわくないんか」と哲学くるいだった僕をよくからかいます。ヒマやね、という意味でしょう。
時間は存在しない、と言っているこの本は、「死ぬのはこわくないんか」という問いへの答えでもあります。よくできた正解です。
2025.08.03 02:14
う~む、深い・・
カルロは時間はないと言っているとされているけれど、よく読めば、ある、って言ってるじゃん。しかし今僕たちが思っているような時間は断じてないとも言う。三読目、四読目でおぼろげながら分かってきた、深い・・。言語学にも精通しているようですね。言語哲学のウィトゲンシュタインなんかも言及されており、とても参考になった。深い本ですね、自分で哲学の本を書こうなんて思ったことが恥ずかしい。まずは知りたい、勉強勉強ってことだね。
2025.08.02 08:19
ほいでエントロピーのつづき
ほいでエントロピーのつづきやけど、時間の本体として乱雑さが増えたときは時間の矢が進んでいて、時間と足並みをそろえている、というわけです。乱雑さね、この乱雑さを数字で表してエントロピー数値とかサルディ数値とかいうわけです。この数値が低ければ、例えば0ならすごく整理整頓されている。はたまたエントロピー数が100なら乱雑すぎ~、散らかりすぎ~といった塩梅です。エントロピーが0だったのに100に変化したという場合、足並みをそろえている時間も過去から現在に経過したんやね、と考えるわけです。乱雑さ増大が時間の証拠や、宇宙時間の証拠や、絶対時間の存在の証拠やというわけです。
例えばトランプカードをハートの1から、ハートの2、ハートの3・・、スペードの1、スペードの2・・、ダイヤの・・、クローバの1~クローバのキング13と整然と並べ、上からぐちゃぐたにかき混ぜたら、整然→乱雑になるだろうから、ことの前後で時間の矢が進んだとみる。荒野に石ころが一つ転がっている、風化して砂になった。この場合も砂が整然と固まって石だったのに、風化してバラバラの砂になった。時間は存在し、エントロピー数が大きく変化したので、その時間の矢の通り時間が経過した証拠や、というわけです。
要は、この世にエントロピー増加がある限り、宇宙時間は存在し、絶対時間は存在し、それらの時間は放たれた矢のように、過去、現在、未来と流れるもんや、ということですね。安心できましたかね、絶対時間を信じておられる方々。